昨年12月に行われた「第1回ボルダリング群馬カップ」で優勝(女子)を飾った細野かおり(クライミングジムOZ)は、現在、関東地方のクライミングジムが主催する全7戦のシリーズ大会「BLoC2011」に参加、4戦中2勝をあげ、2位以下を大きく引き離し総合トップにつけている。
細野は「ボルダリングは練習をしていても、試合が終わると全身筋肉痛で指の力も入らないくらいハードな競技ではあるが、会場中の人たちが応援してくれるから頑張ることもできるし、登り切ったときの達成感は何ともいえない」とボルダリングの魅力を語る。
4年前の専門学校時代、友人にクライミングジムの場所を聞かれ、道案内のついでにボルダリングを体験したことをきっかけに、友人よりも細野の方がボルダリングに熱中。昨年の「BLoC2010」で総合2位と着実に力をつけている。今後の目標は「ジャパンカップ決勝進出」と2年後の「長崎国体出場」と言う。更なる飛躍に期待したい。
取材が終わって、前々からボルダリングに興味があったので体験してみた。始める前に「体重がありすぎるのでムリではないか?」と細野さんに投げかけた。「体重は関係ありません」と細野さん。早速、専用のシューズを借りて、いざ挑戦すると『面白い』。昔よく遊んだ木登りの感覚である。ボルダリングを始める年齢は関係ないそうで60代の方もいるという。通常、2日後くらいに筋肉痛に襲われていたが、今回は取材翌日に筋肉痛に・・・。見かけによらず、ハードなスポーツであったと同時に自分の体重オーバーが要因ではないかと。【by-ガンバのおばちゃん】
コメントをお書きください