【全国中学生空手道選抜大会】北海道・北広島市総合体育館で「はまなす杯第6回全国中学生空手道選抜大会(3月28~30日)が行われた。2年女子形に出場した清水那月(大泉北中)は、準決勝で接戦の末、退けた金原結(北海道)以外の5試合を5ー0で勝ち上がり、他を圧倒し優勝を飾った。2年男子形の鈴木捷太(太田城東中)は、自身初となる準決勝へと駒を進めたが、1ー4で重山隆悟(兵庫)に敗れ3位となった。
清水は「昨年10月の世界大会後の関東大会はプレッシャーを感じ、準決勝で負けてしまった。しかし、負けたことで気持ちがふっきれ、全国大会では練習通りの成果が出せたと思う。これからの大会は全部優勝を狙っていきます」と誓った。清水を指導する大泉剛柔会の坂本健治師範は「世界大会後、気持ちを切りかえ『一から頑張ろう』と、より一層の練習に励んできた。持ち前のセンス・力強さ・スピードを兼ね備えている選手ではあるが、それにおごることなく、ひたむきな練習努力が実を結んでいる」と清水を評する。
2年男子形3位に入賞した鈴木は大会終了後の4月4日に、清水聖義太田市長へ全国3位の報告を行い、「目標は全国制覇!」と力強く宣言。今回の全国3位をステップに、夏の全中大会で大きく飛躍することが周囲からも期待されている。
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