高崎・浜川陸上競技場ほかで「第47回県高等学校総合体育大会第60回関東高等学校ラグビーフットボール大会県予選会(4月28日〜5月13日)」が行われ、太田高が27(20−5、7−7)12で明和県央を破り、昨秋の県新人大会に続き、29年ぶり2回目の優勝を飾った。上位2校は6月に茨城県鹿島市で行われる関東大会に県代表として出場する。
太田高・金田健一郎監督は「攻撃・アタック重視のチームでディフェンスに課題があったが、今大会は反則も少なく、ディフェンスがさえ、特に2回戦の桐生、準決勝の高崎商の試合は0で抑え、選手の成長がみられた大会だった。また、大会一週間前から集中力を高め、その集中力が切れることなく、試合に臨んでいけたことも勝因のひとつ」と大会を振り返る。
太田高は県内強豪校に比べ、部員も27名と少なく、高校からラグビーを始める部員も多いが、今年の3年生は小・中学校とラグビーを経験している部員が9名も在籍する。新人大会、県総体を制し、まだ出場叶わぬ花園への扉がまた一歩近づいてきた。太田高ラグビー部の歴史は古く、日本では慶応義塾大に次ぐ1907年(明治40年)に創部。(太田中時代の創部であるため、中学チームとしては日本初の創部となる)。時を経て、今年は創部105年を迎える。
【太田高ラグビー部】選手/野口祐樹(主将)、井上高志、青木拓也、関口仁、三枝尚輝、秋山尭典、畑本顕司、渡邊稔也、赤坂優太、鹿野貴也、小原祥太、澤田駿佑、石原拓郎、桐ヶ谷稜介、八木田稜平、福原大史、堀込直人、小泉勇太、蒲原進太郎、青木優也、岩﨑玄起
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