2年に一度行われる競技エアロビック最高峰の「第5回FIG世界年齢別エアロビック選手権大会(国際体操連盟主催)」が、ブルガリア・ソフィアで5月29日から行われ、日本代表としてSKJエアロビックアスリートクラブから10選手が出場し、全選手がメダルを獲得した。
2年前の第4回大会でAG1(12〜14歳)男子シングルとトリオで優勝した斉藤瑞己(太田東高1年)は今大会も実力を発揮し、AG2(15〜17歳)男子シングルとトリオ(金井拓海と佐柄夏葉と組んで)で世界の頂点に立った。また、AG1トリオの北爪凛々・萩本麻耶・川崎千晴組も金メダルを獲得した。
斉藤は「海外は一般に向けて、AG2から力を入れてくるので、前回大会よりも今大会の優勝は価値があるので嬉しい」と話す。海外の強豪選手に刺激を受け、一般に向けての練習も開始している。また、初出場ながら、女子シングル銀・トリオ金・グループ銀メダルを獲得した北爪凛々(太田北中3年)は「3種目、自分の演技をすべて出し切った結果のメダルだと思っている。良い経験をさせてもらった」と笑顔で応えた。
SKJ代表の杉原良依代表・コーチは「世界大会でSKJの選手全員がメダルを獲得できたことは初めて。今後は各大会に出場すれば注目される、演技の向上はもちろん、行動や言動にも注意を払い、メダルに恥じない選手に成長して欲しい」と語る。
出場選手の結果は次のとおり。
【結果】
AG2(15〜17歳)▽男子シングル①斉藤瑞己(太田東高1年)⑦金井拓海(太田商業1年)
▽トリオ①斉藤・金井・佐柄夏葉(大泉高2年)
AG1(12〜14歳)▽女子シングル②北爪凛々(太田北中3年)
▽トリオ①北爪・萩本麻耶(毛里田中2年)・川崎千晴(太田西中2年)
▽グループ②北爪・川崎・小俣悠里(太田東中2年)・小玉紗也香(藪塚本町中3年)・
宗村羽菜(同2年)・相澤未来(同1年)
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