広島県立総合体育館で「第20回全国中学生空手道選手権大会(8月24〜26日)」が行われ、女子個人形の清水那月(大泉北3年)が昨年に続き2連覇を達成。男子個人形の鈴木捷太(太田城東3年、おおたスポーツアカデミー)と女子団体形の大泉北(清水那月、田代涼香、田中まゆ、小沼沙妃、萩原菜摘、竹之内環)が3位に、女子団体組手の大泉北(同)が5位入賞を果たした。
全4種目(団体及び個人形・組手)に出場した清水那月(大泉北中3年)は、大会2日間で18試合をこなした。体力・精神的にもつらかったのでは?と質問すると「昨年は優勝の仕方がわからないまま試合に臨んでいたので長く厳しい2日間だった。今年は昨年の経験もあり、決勝戦までラクに体を動かすことできて、大会も楽しかった。自分の優勝よりも団体での目標が達成(入賞)できたことがうれしい」と大会を振り返る。
鈴木捷太は、今春の全国選抜大会(北海道)個人形3位に続き、2大会連続3位入賞に「優勝を目指していたので悔しいが、全国3位は今、自分が持っている力だと思っている。何度も空手道をやめたいと思っていたが、今となってはやめずに続けてきて良かった」と。5月の全国ジュニア選考会で、念願のジュニアナショナルチーム入り(県内中学生では鈴木と清水の2名)を果たした。「地元の高校に入学し、インターハイ優勝を目指したい」と次の目標に向かって歩き出した。
◎田代涼香(3年)
団体形は昨年5位で、今年は目指していた3位に入れてうれしい。
◎田中まゆ(2年)
形の準決勝で負けてしまったが、今は3位に納得。
◎小沼沙妃(2年)
組手の目標がベスト8だったので達成できてうれしい。
◎萩原菜摘(2年)
勝ちとった5位(組手)だったのでうれしい。
◎竹之内環(1年)
全国の雰囲気に、自分もこの場所で頑張りたいと思った。
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