第67回国民体育大会(ぎふ清流国体)の陸上は、岐阜メモリアルセンター長良川競技場で10月5日から9日まで行われた。高校1年生以下が出場する少年女子B1500メートルに出場した小林由佳(常磐1年)は、ラスト200メートルで一気にスパート、後続を引き離しゴールテープを切った。現役の常磐高生として初の優勝を飾った。
「これから全国で戦っていくには、この国体で優勝しなくては、と思い挑んだ。予想通りのレース展開で自信につながった。久しぶりの表彰台なので初心に戻った感じで、これからのレースに弾みがついた」と小林。これから駅伝シーズンを迎えることに「1年生だからと言って甘えず、チームの一員として自分の仕事を果たしたい」と意気込みを語った。
ガンバエリア及び関係の陸上入賞者は次の通り。
杉町マハウ(常磐高卒ー日本ウエルネス専門学校)成年男子400mH・優勝、同400m・2位
菅井洋平(太田工卒ーミズノ)成年男子走幅跳・3位
森田俊一(太田商卒ーJ.VIC)成年男子110mH・6位
※少年女子A3000mにエントリーしていた武田志帆(常磐高3年)は故障のため、急遽、加藤千尋(同2年)が出場。入賞にあと一歩及ばず、惜しくも9位にとどまった。
小林が陸上を始めたきっかけは「兄がマラソン大会に出場していたので、自分も一緒に参加していた。中学から本格的に陸上を始めた」という。全中800メートル・1500メートル共に2位という成績を持つ。初めて彼女の走りを見たのは中学2年生で、栃木県代表として都道府県駅伝に出場したとき、とても素直な走りをしている選手で、楽しそうに走っている姿が印象的だった。11月に入ると、駅伝大会が目白押しとなる。国体優勝をきっかけに、更なる飛躍に期待したい。【by-ガンバのおばちゃん】
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