34年ぶりの公立校対戦となった「第92回全国高校ラグビーフットボール大会県予選」の決勝が11月17日、県立ラグビー場(前橋市)で行われ、太田が12−7で高崎商を破り、創部105年目にして初の花園出場を決めた。太田は1972年に高崎と両校優勝(抽選で高崎が北関東大会出場)以来、40年ぶり2度目の優勝。全国大会は12月27日に花園ラグビー場(大阪府東大阪市)で開幕。組み合わせ抽選は12月1日に行われる。
太田・金田健一郎監督は「この大会3試合のなかで、決勝戦が一番、太田高らしい試合展開をしてくれて安心して見ていられた。決勝は、在校生や卒業生、OBの方々など、大勢の人たちの応援が大きな力となり、選手や自分の背中を押してくれたことも、優勝につながっていると感じている」と。
野口祐樹主将は「準決勝の農二戦が一番厳しかった。前半0で抑えていたが、後半慌てる場面が多くなり、3点差で勝利したが反省することが多い試合だった。周りの方の期待が日に日に大きくなり、プレッシャーを感じるようになっていたが、最後は勝つしかない!と自分に言い聞かせていた。決勝は太田高のディフェンス・アタック共に前に出るラグビーができたと思っている」と大会を振り返る。
全国大会への抱負を聞くと「太田高らしい思いっきりのプレーを花園で楽しんで欲しい」と金田監督。野口主将は「初戦を突破しシード校と対戦したい」と意気込みを語ってくれた。
【太田高ラグビー部】選手/野口祐樹(主将)、鹿野貴也(副主将)、渡邊稔也(同)、井上高志、青木拓也、関口仁、三枝尚輝、秋山尭典、赤坂優太、小原祥太、澤田駿佑、石原拓朗、桐ヶ谷稜介、八木田稜平、福原大史、堀込直人、小泉勇太、蒲原進太郎、青木優也、岩﨑玄起、河内誠、八木勇樹、津久井亮介、長山浩也、深津佑介、高橋航星、渋沢徹、田口雄大、江尻陵亮
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