寒風吹き荒れる9日(日)太田市運動公園陸上競技場で日本ラグビートップリーグ第10節「パナソニック・ワイルドナイツvsNTTドコモ・レッドハリケーンズ」の試合が行われた。SH田中史朗とHO堀江翔太を日本代表欧州遠征とNZスーパーラグビー参戦などで欠き、6勝3敗と苦戦を強いられ、プレーオフ進出まで負けることのできないパナソニックは、試合開始から素早いパス回しでNTTドコモのディフェンス陣を翻弄。前半4トライ、後半6トライ、合計10トライを挙げ、NTTドコモの攻撃を1トライ1ゴールに抑え、65-7でNTTドコモに圧勝し、トップリーグ3位に浮上した。マン・オブ・ザ・マッチには、この試合3トライを挙げたWTB山田章仁が選ばれた。
試合開始4分、CTB霜村誠一が抜け出し、そのままトライ。7-0
前半16分 ノートンナイトからのパスを受けたバツベイシオネがトライ。12-0
前半27分 WTB山田章仁がトライ。FB田邊淳のゴールも決まり22-0
前半31分 SO野口裕也のキックパスを受けたWTB北川智規がトライ。27-0
寒風吹き荒れる中の試合だったが、NTTドコモの応援団も駆けつけ、メインスタンドは大勢の観客で埋まった。
後半開始4分 モール攻撃からHO設楽哲也が右隅にトライ。田邊のゴールも決まり34-0
後半7分 CTBサム・ノートンナイトが抜けだし中央にトライ。田邊のゴールも決まり41-0
力強いゴールキックを決めるFB田邊淳
後半18分 LOジャスティン・アイブスのトライに続き、ノートンナイトに替わって入ったCTB林泰基が中央にトライ。この間、NTTドコモも1トライ1ゴールを決め、53-7
得意のカウンター攻撃から突破を図るヘンドリック・ツイ。
後半38分 WTB山田章仁がこの試合3つ目のトライを決めノーサイド。65-7でNTTドコモに圧勝。
マン・オブ・ザ・マッチには、この試合3つのトライを挙げたWTB山田章仁が選ばれた。チームも3位に浮上、プレーオフ進出にまた一歩近づいた。
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