ベイコム総合体育館(兵庫県尼崎市)で「スズキジャパンカップ2012第29回全日本エアロビック選手権大会(昨年12月23日)」が行われた。SKJエアロビックアスリートクラブ(=以下SKJ、群馬県太田市)の選手が多数出場し、ユース6部門中3部門(AG2男子シングル、女子シングル、同トリオ)で優勝し、今年も圧倒的な強さを発揮した。また、AG2男子シングルで優勝した斉藤瑞己は、ユースの部で最高得点を得た選手に贈られるNHKグローバルメディアサービス杯を受賞した。
杉原良依代表は「今回優勝したAG2トリオ(斉藤、金井、北爪)の曲は、ユースにはとても難しく、表現力を試される曲であったが、3人は努力を惜しまず、練習を重ねたことで期待に応えてくれた」と話す。
優勝したSKJ選手の成績とコメントは次の通り。ほか入賞選手は次回に掲載。
斉藤瑞己=AG2男子シングル優勝(3年連続、AG1から5年連続)、同トリオ優勝
シングルは今年、ユース部門最後の年なので、今まで以上に一般に近づいた表現力を重点に練習してきた。本番で表現力をアピールできたにはうれしい。一般は今までやってきた以上の力を出さないと上を目指せないが、準備はしてきているので、すぐにでも一般男子と勝負したい。
トリオは3人が同じところに向かっていたので、厳しい練習が続いても気持ちはゆるぎなかったことが優勝につながった。
北爪凛々=AG2女子シングル優勝(AG1から3年連続)、同トリオ優勝
シングルはAG2にあがって最初の年。AG1よりも女子力とエレメントをアップするよう心掛け、自分なりに大会でも発揮できたと思う。
トリオは表現力を重視し、アバターになりきって演技ができた。初めて組んだ瑞己さんや拓海さんの足を引っ張らないように練習を重ね、優勝できて良かった。
金井拓海=AG2男子シングル準優勝(3年連続)、同トリオ優勝
シングルは前日の予選よりも本番(決勝)の方が点数もアップしたので良かった。
トリオは表現力を重視し、会場を飲み込むような演技ができたと思う。また、夏の大会よりも「表現力が向上した」と言ってもらったことがうれしかった。
AG2トリオの(左から)金井、北爪、斉藤
斉藤くん、金井くんが小学6年生、凛々ちゃんが小学5年生から取材を始め5年目に突入した。どんどん大人になっていく3人、自分も歳をとるはずだよね。
斉藤くんと金井くんは次のジャパンカップから一般の部に、世界大会ユーストップクラスの二人が、一般で活躍する姿を楽しみにしている。しかし、3人で組んだトリオもワールドカップまで。凛々ちゃんが一般にあがる2年後までは、このトリオでの演技も見られなくなるのは残念。【by-ガンバのおばちゃん】
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kana (月曜日, 03 11月 2014 12:06)
WACチームでエアロビやってる5年生です。