【全国小学生バドミントン選手権】 全国9のブロック予選を勝ち抜いた精鋭が出場して「第21回全国小学生バドミントン選手権大会(昨年12月23〜27日)」がエコパアリーナ(静岡県袋井市)で行われ、女子ダブルス4年生以下に出場したおおたスポーツアカデミー強戸支部の矢野渚(大泉西小4年)と小野涼奈(桐生桜木小3年)ペアが準優勝を果たした。
矢野・小野ペアは関東ブロック予選(昨年10月、栃木県宇都宮市)で3位に入り、個人戦(シングル、ダブルス)では群馬県勢唯一の全国大会出場を決めた。全国では1回戦から厳しい試合が続く中、中国や九州ブロック1位のペアを接戦で制し決勝に進出。決勝は関東2位の宮下彩奈・澪奈(茨城県・吉原)の双子ペアと対戦したが、2ー0で敗れた。
矢野は「試合前日に、準々決勝の相手(九州ブロック1位)と練習試合をして、6点、8点しか取れず、気持ちが折れてしまった。しかし、本番では『気持ちを強く持てば勝てる』と信じたら勝てたのでうれしかった」と。小野は「準々決勝で2セット目を落としてしまい、気持ちが折れそうになったとき、なぎちゃん(矢野)が声をかけ続けてくれたので、気持ちを持ち直すことができた」と大会を振り返る。
二人を指導する篠田一裕監督は「大きな舞台で強豪相手に臆することなく、のびのびと試合ができたことで、決勝まで進むことができた。試合中に気持ちを立て直すことができるようになった」と話す。
大会後、1月にナショナルトレーニングセンターでジュニアナショナルチーム選考合宿に参加した矢野と小野。一番の思い出は「おいしい食事」だったらしい。
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