茨城県立スポーツセンターで、6月7〜9日の3日間にわたり「沼尻直杯第39回全国中学生レスリング選手権大会」が行われた。
ジュニアクイーンズカップ3位の増山汐音(千代田)が粘り強く戦い、決勝まで勝ち進む快進撃を見せた。決勝では大会MVPを獲得した奥野春菜(三重)に敗れたものの、千代田ジュニアからは2009年、木村安里(西邑楽高ー群馬大)の準優勝以来、4年ぶりの女子選手の銀メダル獲得となった。
また、総合格闘技・柔術出身の小松崎脩司(おおたスポーツアカデミー=OSA)もレスリング転向後2年、試合や練習を重ね、すっかりレスラーとなって臨んだ自身2度目の全中で力強いレスリングを展開。準決勝まで進み、堂々第3位に入賞した。OSA(当時太田倶楽部)の男子選手の表彰台は、2008年今村聖(太田商ー早大)の優勝以来、5年ぶり。大きな舞台でメダルを獲得した両選手の今後一層の飛躍が期待される。
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