3連休初日の13日(土)、地元太田市出身のJリーガー・鈴木武蔵選手(太田北中〜桐一高〜アルビレックス新潟)の応援バスツアーに同行させていただいた。これは、武蔵選手が中学校時代に所属していたクラブ「FCおおた」と地元ファンクラブが企画した応援バスツアーで、昨年の鹿島アントラーズ戦に続き2回目の実施となる。今回もFCおおたのクラブメンバーやファンクラブメンバーおよそ100名が参加。2台のバスに分乗し、午後1時30分、太田市韮川行政センターを出発。途中3回の休憩を挟み、午後5時40分頃、東北電力ビッグスワンスタジアムに到着した。
現地の天気予報は雨、降雨確率60%。小雨模様の中、駐車場に止めたバスから降りスタジアムへと向かう一行の足取りは重かった。実は、現地へ向かう途中、私の隣の席に座るFCおおた・竹内監督の携帯に武蔵選手本人から、今日は試合に出ないというメールが入っていたのだ。しかし、ここまで来たのだから、今日は武蔵選手が所属するアルビレックス新潟の応援に徹しよう!と、気持ちを切り替え、一行は、いざスタジアムへ。私は、ここで皆と別れ、そぼ降る雨の中、ひとり報道受付へ。
弱い雨が断続的に降り続く中、Jリーグディビジョン1、8位のFC東京をホームに向かえ、2万6千人の観客を集め、第16節の試合が始まった。開始3分、FC東京・高橋秀人にゴールを許し先制点を奪われ、続く10分、渡邊千真にもPKを決められ0−2のまま前半終了。後半も、FC東京・長谷川に替わって入ったルーカスに3点目のゴールを押し込まれ、そのまま0−3で試合終了。今季9敗目を喫したアルビレックス新潟は、5勝9敗2分け・勝点17で13位となった。この試合、アルビレックス新潟が、シュート数(11)、直接FK(18)とFC東京を上回り、後半戦のボール支配率も高かったが、ゴール前での攻撃が単調となり相手ディフェンスを崩せなかった。通算試合出場200試合を超えるMF田中達也や盛岡翔などのベテラン勢と、鈴木武蔵や田中亜土夢、川口尚紀、酒井宣福らの若手がうまくかみ合えば、もう少し上位で戦えるポテンシャルを秘めたチームだと思う。今後の巻き返しに期待している。
少し強く降り出した雨の中、急ぎ足でバスへと戻ると、一足先に戻っていた武蔵選手のお母さんから「武蔵が挨拶に来る」という朗報が。後輩のFCおおたメンバーたちもそれを聞いて大興奮。今日は会えないかと思っていた武蔵選手がバスまで来てくれた。応援バスツアーの一行にとって本日最高のサプライズとなった。頑張れ!鈴木武蔵!アルビレックス新潟!
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