関東、関西、九州地区各都道府県の中学校やラグビースクールの選抜チームが参加して大阪府東大阪市の近鉄花園ラグビー場で「第19回全国ジュニア・ラグビー大会(昨年12月29・31日)」が行われた。第2ブロックの群馬県スクール選抜は、3位決定戦で愛知中学校選抜と対戦、戦前の予想を覆し気迫の試合運びで終始相手を圧倒、14−5で愛知を下し初の3位入賞を果たした。なお、この本県スクール選抜には、東毛ワイルドナイツ・ラグビースクール(太田市龍舞町)から大谷陸(太田西)、大川萌斗(太田毛里田)、佐藤龍悟(太田休泊)、田辺淳之介(太田東)、三井大地(大泉西)、飯塚純平(熊谷大幡)の6名が選出されチームの3位入賞に貢献した。
選抜チームでも主将を務めた大谷は「コミュニケーションを第一に選手が主体となったチームづくりを目標にした。3位決定戦(愛知戦)では、とにかく気持ちでは絶対に負けないと試合に臨んだ。メンタル面で優位に立てたことが勝利に繋がったと思う。大会前のテストマッチで怪我をして花園に来られなかった仲間のために頑張ろうというのが、みんなの合言葉だった」と語った。大川は「花園の電光掲示板に自分の名前が出て感動した。最初は相手の方が強く見えたが、気持ちで負けないように戦った。高校では絶対にラグビー部に入る」。三井は「小学校では水泳をやっていたが、6年の時に大学ラグビー見て興味を持った。高校でもラグビーをやって花園を目指す」。佐藤は「花園というピッチの凄さが分かった。絶対もう一度行きたい場所になった。高校では、ライバルとして同じピッチで戦いたい」と、それぞれの想いを語ってくれた。
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