沖縄・久米島で東北楽天ゴールデンイーグルスの春季キャンプが2月1日(土)からスタートしている。千代田町出身の岡島豪郎選手も捕手から外野手にポジションを変更(1月22日)し、1軍キャンプに参加。1月4日に千代田町町民プラザで行われた岡島選手の講演会後、改めてプロ2年目での日本一や、今後について話しを聞いた。
━プロ2年目のシーズンを振り返って
「ケガで出遅れて、5月に一軍に上がっても控えで、ベンチを温めている自分が悔しかった。しかし、その経験も大切だったことを今になって感じる。また、周りの方の協力があったからこそ、途中からではあるがレギュラーに定着できた。キャッチャーというポジションよりも試合に出て活躍したいという気持ちが強かった」
━チームが日本一となって今の感想は
「最初は優勝の実感がつかめなかったが、本拠地の仙台での優勝パレードでたくさんの方をみて、「日本一になったんだ」と実感した。ファンの方々から「ありがとう」と言われ、僕たちがファンの方に言わなくてはいけない言葉を、みんなが口々に言ってくれたときは涙が出るくらい嬉しかった。2年目で良い経験をさせてもらえた」
━侍ジャパンに選出されて
「自分と同じ歳の選手が8人も選ばれ、野球に対する考え方などを話していくうちに、仲間でありライバルとして、今後の野球人生にプラスになる経験をさせてもらった」
━尊敬する選手は
「松井稼頭央選手。野球に対するアドバイスはもちろんのこと、後輩に対する気遣いを見習いたい。また、斎藤隆選手も松井選手と同じで、落ち込んでいる選手がいると、声をかけてくれたり、食事に連れて行ってくれたりと、大先輩2人には感謝している」
━今年の目標は
「昨年以上の成績を目指し、具体的な数字は設定せず、限界を決めずに行けるところまで行きたい」
岡島豪郎(1989年千代田町生まれ。兄2人の影響で野球を始める。千代田西小(現千代田少年野球クラブ)ー千代田中(太田ボーイズ)ー関東学園大附ー白鷗大ー東北楽天ゴールデンイーグルス。2011年のドラフト会議で楽天から4位指名を受けプロ入り。12年は新人ながら一軍で43試合に出場、入団2年目は故障で出遅れるもシーズン途中から「1番・右翼手」のレギュラーに定着、規定打席に届かなかったが3割2分3厘と結果を残し、楽天初の日本一に貢献した。また、星野監督の推薦で侍ジャパンにも選出された)
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