東京・代々木第2体育館で「天皇杯全日本レスリング選手権大会(昨年12月21〜23日)」が行われた。東京国体で宿敵・松本真也(警視庁)を破り、6月の全日本選抜の借りを返したフリースタイル84キロ級の松本篤史(千代田ジュニアー館林高ー日体大ーALSOK)は、準決勝まで無失点の横綱相撲で決勝進出。決勝戦で対峙したのは、またしても松本真也だったが、落ち着き払ったレスリングで終始圧倒、2年ぶり2回目の優勝を飾った。
隆太郎は2位
また、松本篤史の兄でロンドン五輪銅メダリスト・松本隆太郎(千代田ジュニアー館林高ー日体大ー群馬ヤクルト販売)は、1階級あげてグレコローマンスタイル66キロ級に出場。準決勝までの試合は完勝続きだったが、決勝ではパワーの差が出て準優勝。しかし、66キロ級でも十分戦えることを示した。
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