山梨・小瀬スポーツ公園武道館で「第40回正田杯関東高校選抜レスリング大会(2月1・2日)」が行われた。各県の予選を勝ち抜いた関東の精鋭選手が、全国選抜の切符を獲得するため鎬を削る中、群馬県勢は次々と予選通過を決めた。昨年度全国選抜準Vの木村優太は全試合圧勝という無敵振りで66キロ級優勝。74キロ級の決勝は齋藤隼佑VS田口拓海の「館高同門対決」となり齋藤が辛勝した。関東選抜で「館高2階級優勝」は長島兄弟以来。
団体戦では館林が常勝軍団・霞ヶ浦に対し、66キロ級までに3勝を挙げ先に「王手」をかけたが、続く74キロ級で1点差の判定で敗れると、そのあとの階級も落とし、非常に惜しい僅差の準優勝となった。しかし、常勝軍団を徳俵まで追い詰めた力は、全国選抜(3月27〜29日、新潟市)においても発揮することが予想され、29年ぶり全国メダル奪取に期待がかかる。
全国選抜出場を決めた選手は次のとおり(数字は順位)。
【個人戦】50キロ級③寺田有輝(館林)⑤斉藤浩司(太商)▽60キロ級②佐々木拓海(館林)▽66キロ級①木村優太(同)▽74キロ級①齋藤隼佑(同)②田口拓海(同)⑤杉田幸司(OSAー横浜修悠館)▽96キロ級②緒方竜成(館商工)⑤瀬底ウィリアン(関学附)▽120キロ級⑤吉澤瑠衣(館林)
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