世界20の国と地域から225名の選手が参加し「スズキワールドカップ2014第25回世界エアロビック選手権大会」が東京都大田区立総合体育館で4月12(土)・13日(日)の2日間で行われた。6月の世界選手権に向け参加選手も多く、熾烈な争いが繰り広げられ、大会は大いに盛り上がった。
斉藤は「ジャパンカップでの演技は納得していなかったので、ワールドに向けて、今まで以上に練習で自分を追い込んできたことで、この大会は自信を持って演技に望めた。本番の予選では技のひとつが得点にならなかったので、(予選3位は)点数・順位とも納得していた。優勝も狙える位置にいたので狙いたいと思って挑んだ。ここまで得点が出るなんて、自分でも驚いているが、(NHKのインタビューで)会場の皆さんに『22.5点を目指します!』と宣言したので頑張ります」と。
北爪は「心をこめて、思いっきり自分の演技をすることができたが、21点を目標にしていたので悔しい。トリオは練
日本代表選手団にとって念願だったシニア部門での優勝を、今大会から初参戦した斉藤瑞己(SKJ)が男子シングル部門で22.150点の高得点をマークし、強豪フランス勢を抑え、1996年以来、18年ぶりの日本人選手優勝を飾った。また、AG2女子シングル部門の北爪凛々(SKJ)がユース部門の最高得点(20.800点)で2位以下を大きく引き離し、この部門2連覇を果たした。AG2トリオ(北爪・萩本麻耶・小俣悠里)も金メダルを獲得した。
そのほかSKJからシニア部門初出場のミックスペア(金井拓海・佐柄夏葉)とトリオ(池田寛人・金井・斉藤)も予選を通過し、共に7位入賞と健闘した。
習から3人の心がひとつにならず、それが演技に出てしまった。優勝はできたが、自分と同じ考え、思いについてきて欲しかったが・・・悔いが残ってしまった」と優勝したにも関わらず、途中から悔し涙を流し声を振り絞って話してくれた。
昨日は会場で演技を見ることができた。斉藤くんと凛々ちゃんの演技に会場中が釘付けになっていたように感じた。何度かエアロビックの取材をしているが、彼らの演技を撮りながら鳥肌が立っている自分にびっくりした。今回の演技は今まで見ていた中で最高の演技だった。ある新聞記者が斉藤君について「彼のどや顔は嫌みがなく、さわやかなどや顔だよね。あの表情は性格の良さが出ている。話したことはないけれど・・・応援したくなる選手」と評していた。【by-ガンバのおばちゃん】
コメントをお書きください