２年に一度行われる競技エアロビック最高峰の「第６回ＦＩＧ年齢別世界エアロビック選手権大会（主催＝国際体操連盟）」がメキシコ・カンクンで６月２３日から２５日まで行われ、ＳＫＪエアロビックアスリートクラブの参加５選手が表彰台にあがった。その中で北爪凛々（太田商２年）は女子シングルでこの大会の最高得点（２０．７５０点）で優勝。日本選手団唯一の出場全種目（女子シングル、トリオ、グループ）でのメダルを獲得した。
今大会からシニアへ参戦！
ＳＫＪの斉藤瑞己（太田東高３年）と金井拓海（太田商３年）、佐柄夏葉（関東学園大）はシニア（１８歳以上）に上がり、「第１３回ＦＩＧ世界エアロビック選手権大会（主催＝国際体操連盟、６月２７～２９日、メキシコ・カンクン）」に参戦。男子シングルに出場した齊藤は予選４位で日本代表選手として第８回大会（ブルガリア）以来、１０年ぶりの決勝へと進出（決勝７位）。ミックスペアの金井・佐柄は自己ベストを更新したが、一歩及ばず予選９位（上位８位が決勝進出）だった。
ＳＫＪの杉原良依代表は「斉藤はシニアになってから初の海外での大会だったが、緊張せず、集中して演技ができたことだけでも大きな収穫。憧れの選手と同じ舞台で戦える喜びが勝っていた。北爪は大きなプレッシャーの中で３種目・メダルを獲得できたことは大きい」と大会を振り返る。そのほかの結果は次の通り。
【結果】ＡＧ２（15～17歳）グループ②北爪凛々（太田商２年）、小玉紗矢香（同）、萩本麻耶（同１年）、川崎千晴（同）、小俣悠里（太田東高１年）▽同トリオ③北爪、萩本、小俣
年齢別世界選手権で３つのメダルを獲得した北爪さんや、４月に行われたスズキワールドカップで日本人選手として１８年ぶりに優勝を飾った斉藤くんが所属するＳＫＪエアロビックアスリートクラブの発表会が明日開かれる。エアロビックだけでなく、ヒップホップや社交ダンスなどのダンスを披露するという。いつもはファインダー越しで見ている演技を、生で見てきたいと思います。【by-ガンバのおばちゃん】
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