東京都大田区総合体育館で「スズキジャパンカップ2014第31回全日本エアロビック選手権大会(11月16日)」が行われた。SKJ所属で今春のワールドカップ世界一に輝いた斉藤瑞己(太田東高3年)が今大会最高得点の22・050点をマークし、男子シングル2連覇。シニア部門の最高得点者に贈られる文部科学大臣杯を昨年に続き受賞。また、ユース2の北爪凛々(太田商2年)はシングルとトリオの2部門で優勝。シングルは昨年を上回る20・850点を叩き出し、NHKグローバルメディアサービス杯を2年連続受賞。シニアとユース合わせて10部門中6部門をSKJが制した。
杉原良依代表は「2007年から大会に出場し過去最高の成績が残せました。これも太田市はじめ地域の方々のご協力と応援があったからこそだと思っています。今回はユース1の選手がどれだけの力を発揮してくれるか?不安でもあったが、期待を裏切らない成績を残してくれたので、これからの成長が楽しみ」と語る。※斉藤はユース1男子シングルから7年連続、北爪はユース1女子シングルから5年連続で優勝している。
そのほかのSKJ選手入賞者(6位まで)は次のとおり。
シニア ▽男子シングル③金井拓海(太田商3年)
▽女子シングル⑥佐柄夏葉(関東学園大)
▽ミックスペア①金井拓海・佐柄夏葉
ユース2▽女子シングル④小俣悠里(太田東高1年)⑤大島瑞姫(藪塚本町中2年)
▽トリオ①北爪凜々・小俣悠里・大島瑞姫
③小玉紗矢香(太田商2年)・川崎千晴(同1年)・相澤未来(藪塚本町中3年)
ユース1▽女子シングル①金子実楓(藪塚本町中1年)②矢羽々朱梨(宝泉中1年)⑤川路莉奈(休泊中1年)
▽男子シングル④萩本祥陽(毛里田中1年)
▽トリオ①金子実楓・田中柚稀(藪塚本町中1年)・矢羽々朱梨
⑥川路莉奈・大坂光(藪塚本町小6年)・宗村陽菜(同5年)
それにしても10部門中6部門優勝はお見事でした。そして、来年4月4・5日に「スズキワールドカップ2015」が東京都大田区総合体育館で開かれます。ジャパンカップで優勝したメンバーはワールドカップの出場権を獲得し、世界の強豪と戦うこととなります。今年のワールドカップでシニア初優勝した斉藤選手(日本人では18年ぶり)やユース2女子シングル2連覇の北爪選手に期待が高まります。
また、ジャパンカップの女子シングルスに初出場で初優勝の金子選手や、ユース1トリオの田中・金子・矢羽々組も初優勝とワールドカップで、どれだけの力が発揮できるか?楽しみである。SKJが6部門優勝を目立たせてしまったが、SKJの出場全選手が入賞を果たしている。【by-ガンバのおばちゃん】