新潟市東総合スポーツセンターを主会場に「第23回全国小学生バドミントン選手大会(昨年12月25日~29日)」が行われ、個人では関東予選を突破し本県唯一の出場者・小野涼奈(おおたスポーツアカデミー強戸支部、桐生桜木小5年)が女子シングルス5年生以下で3位入賞を果たした。
小野は2回戦から出場し、3回戦の水津愛美(山口・Beekids)に1セットを取られるも、2セット目からは小野本来の試合ペースに戻り3−1で退け、準々決勝は倉島美咲(埼玉・三郷ダックスJBC)に2−0で勝利。準決勝では前回大会、フルセットで破った梅田莉々子(愛知・岡崎ジュニア)と対戦したが0ー2で敗れた。
小野は「ベスト4が目標だったので目標は達成できたが、準決勝の梅田さんに負けてしまったことは悔しい。今までの試合とは違って、フェイントを使ってきたりしたのであせってしまった。今度対戦したときは勝てるように練習したい」と。指導する篠田一裕監督は「大会途中の練習で新しいことを組み込んでも、すぐに試合でできてしまう。修正能力は長けている」と話す。
小野は2015年ジュニアナショナル(U13)強化指定選手に選ばれ、1月25日から味の素ナショナルトレーニングセンターで行われた強化合宿に参加している。また、全国小学生大会前の12月8日から韓国・金泉市で行われた「韓国ジュニアオープン」に日本代表として出場した。今後、Uー13の強化指定選手も海外遠征が多くなってくると言う。