新潟市体育館で「第58回風間杯全国高校選抜レスリング大会(3月27~29日)」が行われた。個人戦では、昨年度団体戦準Vメンバー・吉澤瑠依(写真、96キロ級・館林3年)がひとり気を吐いた。
1回戦・高野智也(小倉商)、2回戦・齋藤一磨(山形商)、3回戦・久保諒汰(八幡浜工)を接戦で破ると、波に乗った吉澤は、準々決勝で渡邉大智(日本文理大附)にテクニカルフォールで快勝。準決勝では白鳥慶樹(小諸)に屈したが、小・中学生時代のジュニアレスリング経験者が次々と敗退していく中、高校レスリングスタートの吉澤が群馬県選手唯一の銅メダル獲得は、大いに評価を受けた。なお、団体戦では館林が3回戦で埼玉栄に敗れ、太田商(現・市太田)は1回戦で島原高校に3-4で惜敗した。※現在の学年を表記。