カタール・ドーハで行われた「アジアレスリング選手権大会(5月6日〜10日)」に、女子55キロ級日本代表として出場した木村安里(千代田ジュニアー西邑楽高ー群馬大3年)が、見事優勝を果たし、ブラジルカップに続き、2度目の国際大会金メダルを獲得した。
木村は1回戦、カザフスタンの選手をフォールで破ると、準決勝は中国の選手に6ー6のラストポイントで競り勝ち、決勝では北朝鮮の選手をフォールで仕留め、金メダルを獲得。国立大選手として初のアジア王者となった。
また、木村と同じ千代田ジュニアの先輩で、男子86キロ級の松本篤史(千代田ジュニアー館林高ー日体大ーALSOK)は、1回戦からパキスタン、イラク、モンゴルの選手に快勝。決勝ではイランの選手に3ー6で惜敗、銀メダルとなった。しかし、今年に入ってから、ブリヤート国際大会(ロシア)、モンゴルカップで連続優勝、そしてアジアで準優勝と、確実にその力は世界上位に向かっていることを示した。