「J-NETWORK2015スーパーフェザー級・新人王トーナメント決勝戦サバイバルマッチ(ヒジなし)」が東京・後楽園ホール(5月6日)で行われ、新田暁高2年の横山巧(リーブルロア)が出場し、聖(フォルティス渋谷)と対戦。1ラウンドから横山の右ストレートが決まり、ダウンを奪う。2ラウンドも横山のペースで試合は進み、勝負を仕掛けた3ラウンドに、横山のバックブローと右フックの猛打が炸裂し、3回のダウンを奪ってTKO勝利を飾った。
プロ参戦から負けなしの横山は「応援してくれている仲間のおかげで勝つことができている。恩返しは勝つことなので、これからも厳しい戦いになるかもしれないけれど、自分のために、仲間のために頑張りたい」と話す。
横山は父親の勧めで空手を習い始め、小学生の時は大会に出場しても勝てずに辞めたいと思っていたが、中学生になって、練習メニューが変わってから、徐々に力がつき始め、優勝するようになった。「もっと上を目指して、有名になりたい!自分の力を試したい!」と高校入学を機に、プロ選手として活動を始めた。横山の横断幕にある「能力の差は小さいが 努力の差は大きい」の言葉通りに、週3回の練習はタフだそうです。【by-ガンバのおばちゃん】