東京・後楽園ホールで9月6日、ボクシングのジュニア世代日本一を決める「第8回U−15ボクシング全国大会」が行われ、中学生・東日本王者として出場した足利JKボクシングジム所属の47・5キロ級・小林龍季(写真左、大泉北中3年)、45キロ級・千吉良将矢(写真右、伊勢崎赤堀中3年)、42・5キロ級・星野翔(写真中央、太田東中1年)の3選手が優勝を飾り日本一の栄冠に輝いた。
この大会は、2008年にアマチュアとプロが協力してスタートしたもので今回で8回目を数える。全国の地区予選を勝ち抜いた小・中学生たちが、ボクシングの聖地・後楽園ホールで日本一の座をかけて熱戦を繰り広げた。
◎小林・・・決勝の1Rは緊張してうまく動けなかった。2Rからはトレーナーのアドバイスもあって落ち着いて試合ができた。
◎千吉良・・・決勝の相手は強かったがポイントでは勝っていると思っていた。判定が出るまでが一番緊張した。
◎星野・・・後楽園ホールのリングは特に緊張する。何が何だかわからないうちに1Rが終わっていた。その後はトレーナーのアドバイスで落ち着けた。
小林光輝トレーナーは「地方のジムから3人も優勝者が出ることは奇跡的な出来事なので、信じられないほどうれしい。試合までの間、高校生と一緒にトレーニングし、同じメニューをこなしてきた。相当にきつかったと思う。よくついてきてくれた。それが実を結んだのだと思う。小林、千吉良は、まず、インターハイ出場。星野は、是非、オリンピック出場を目標に頑張って欲しい」と3人の今後にエールを送る。
※小林・千吉良・星野の3選手と、小林トレーナーのインタビューはGANBA TVでご覧いただけます。