東京・代々木の全日本弓道連盟中央道場で「第12回全国中学生弓道大会・JOCオリンピックカップ大会(8月21日〜23日)」が行われ、中橋龍一(群馬少年弓道クラブ/休泊中3年)が個人男子の部で7位入賞を果たした。県勢の入賞は、第3回大会以来9年ぶり。
中橋は、雨宮巧・群馬県弓道連盟ジュニア部会長らとともに清水聖義太田市長表敬訪問のため(8月31日)太田市役所を訪れた。
清水市長は「部活動がないのによく頑張ったね。次はインターハイ出場を目指して」とエールを送った。
中橋は「高校生になると的中を意識しすぎて形を崩してしまうことがある。自分は、入場から退場までの所作を大切にしてインターハイ出場を目指します」と力強く抱負を語った。
雨宮部会長は「県内中学の弓道部は伊勢崎に1校あるだけ、群馬県の弓道は、あまり良い環境ではない。幸い太田市には弓道場があるので助かっている。欲を言わせてもらえれば遠的(60m)の射場が欲しいですね。このような環境で、中橋君が全国7位に入賞したことは、今後のジュニア育成にとって大きな励みになる」と語る。