日本バドミントン協会のU13強化指定選手に選ばれている小野涼奈(おおたスポーツアカデミー選抜バドミントン部・桐生桜木小6年)は、日本代表として「バドミントンシンガポールユースインターナショナル2015(11月16日〜22日)」に出場。大澤陽奈(東京都西東京市立芝久保小6年)と組んでU13女子ダブルスの決勝へと駒を進めた。タイの選手に1セット目は勝利するものの、2・3セット目を落とし、惜しくも優勝には手が届かなかった。
「国際大会なので、いつもより緊張してしまった。今回のタイの選手は、シングルスで負けていたのでダブルスでは勝ちたかった。とても悔しくて、もっと練習して、次に対戦したときは勝ちたい」と闘志を内に秘め淡々と話す小野。指導する篠田一裕監督は「引率したコーチから『ダブルスでの試合は小野が試合を作り、大澤が決めるというパターンで勝ち上がってきた。試合を作るのが上手かった』と連絡があり、小野の武器であるネット際のプレーが大きかったのではないかと思う」と教え子の活躍に目を細めた。
小野は今月28日から味の素ナショナルトレーニングセンター(東京)で行われる「2016年ジュニアナショナルチーム(U16)選考合宿のメンバーに選ばれている。現在、県内からの選出選手は小野涼奈のみ。