男女共に全国大会へ出場!
前橋市ぐんま武道館で「平成27年度県高等学校新人柔道大会(1月16・17日)」が行われ、団体戦は男女共に常磐が制した。男子は26年ぶり3度目、女子は2年連続4度目。個人戦の男子は無差別級の加賀谷武弘(常磐2年)と、女子は57キロ級の細川瑠菜(同)、63キロ級の木村眞央(同)、無差別級の下山幸菜(同1年)がそれぞれの階級で優勝。優勝した団体と個人は3月19・20日に東京・日本武道館で行われる「第38回全国高等学校柔道選手権大会」に県代表として出場する。
篠崎悠男子監督は「前回大会は優勝候補といわれ、自分も優勝できると思っていたにも関わらず、全国へ連れて行ってあげられなかった現3年生が、今年こそは!と、練習に協力してくれたことが優勝に繋がっている。優勝が決まったときは、自分たちのことのように3年生が涙を流し一番喜んでいた。男子監督に就任して4年目で結果を出すことができたのも、選手自らが自主的に練習を取り組むようになったから」と若き指導者は語る。
【男子】市島圭太(主将)、加賀谷武弘、塚越康太、入澤優輝、石坂直斗、影井光我
◎市島圭太主将…チャレンジャーとして挑み、全国出場が決まったときはうれしかった。全国大会前に故障者が出てしまい、その仲間が一番出場できず悔しいと思う。仲間の分も力に替えて、県代表として戦いたい。
◎薗田瑞穂主将…憧れの日本武道館に立てる喜びを力に替え、自分たちが練習してきたことを全部出し切れるように頑張ります。
【女子】薗田瑞穂(主将)、木村眞央、下山幸菜、今泉百花、石綿咲希
(今日のスポーツネタ)
1982年(昭和57年)この日、岡本綾子がアメリカ女子プロツアー(アリゾナ・コパー・クラシック)で初優勝した日。日本人選手のアメリカ女子プロゴルフでの優勝は1977年(昭和52年)の樋口久子以来5年ぶり。
岡本綾子(1951年4月2日生)は、樋口久子らと共に日本女子ゴルフの基盤を築いた名選手で、日本の女子選手で初めて本格的にアメリカLPGAツアーに参戦した選手。日本女子ゴルフツアーで44勝、アメリカLPGAツアーで17勝をあげ、日本ツアーの永久シード権を獲得。1987年にはアメリカ人以外で史上初のLPGAツアー賞金女王になった。
中学で野球部を希望したが女子は入れてもらえず、ソフトボール部へ入部。ソフトボールの強豪・愛媛県今治明徳高(特待生で入学)卒業後、ソフトボール部を創部した大和紡績福井工場(1995年9月閉鎖)に就職。サウスポーの剛球エース兼4番として1971年(昭和46年)の和歌山国体で優勝し、ご褒美としてハワイ旅行でゴルフ場を見学したときにゴルフと出合う。ゴルフを始めた動機は「アメリカに行けるかも知れない」というものだったそうです。