北海道・北海きたえーるで「JOCジュニアオリンピックカップ第35回全国高等学校空手道選抜大会(3月25〜27日)」が行われ、周藤里緒(城西中−高商大附2年)が女子個人形で準優勝、菊地凌之輔(城東中−前橋工2年)が男子個人形で3位に入った。
3位に入った菊地は「とても調子が良く、顧問の先生もつきっきりでサポートしてくれた。(準決勝の)山中君(立教新座)は、関東大会では大差で敗れたが、全国大会で2−3と近づいてきた。インターハイでリベンジしたい」と熱く語った。高校に入ってから空手道に打ち込める環境に感謝しているという。
また、4月23・24日に日本空手道会館で行われた「平成28年度ジュニア強化選手選考会」に菊地と周藤が参加。中学からジュニアナショナルチーム入りを目標にしていた菊地が念願のジュニア強化選手に選ばれた。周藤は惜しくも選出されなかった。
周藤は「全国で成績を残している選手ではないので、プレッシャーを感じることもなく、自分の演武をすることだけを考え、全国の舞台に立った。今大会は個人形だけでなく、団体形と団体組手の3種目に出場したので、緊張する時間がなかったことも良かったと思う。自分が決勝までいけるなんて運も味方してくれた」と控えめな答えが返ってきた。高校では組手の練習が主で、形の練習は中学まで通っていた道場で補っているという。これからは追われる立場になったが、の質問に「この成績は運だけで勝ち上がったと思っているので、チャレンジャーで大会に臨みます」と答えた。
【今日のスポーツネタ】
1993年(平成5年)のこの日、松井秀喜(ヤンキースGM特別アドバイザー)が、東京ドームでの対ヤクルト戦で7番レフトでデビュー。2打席目に西村龍次(にしむらたつじ)投手からプロ初安打初打点の2塁打を打ち、翌日2日は高津臣吾投手から初ホームランを放つ。デビュー1年目の本塁打数は11本。