ボクシングの聖地・東京後楽園ホールで9月11日「第9回U−15全国大会」(日本プロボクシング協会主催)が行われ、中学生女子55キロ級に出場した星野萌(太田東中3年)は、決勝で早瀬ひかり(岡山・倉敷市)と対戦。終始相手を圧倒し判定で勝利をおさめ優勝。8月の「第3回全日本アンダージュニア(UJ)王座決定戦」女子中学生56キロ級優勝に続き、全国大会2冠を達成した。
星野は「U−15も優勝して2冠を達成できたことはうれしいが、今回決勝だけ判定勝ちだったことが悔しい」と振り返る。
足利JKジムで指導する小林光輝トレーナーは「気持ちの強さには定評がある。男子とスパーリングして打たれても逆に向かって行くほどです。パンチ力もあるので本当に将来が楽しみですね」と語る。
星野は、中学1年まで空手を習っていたが、その後、ソフトテニス部に所属し県大会にも出場。昨年、弟の翔(太田東中2年)がU−15全国大会で優勝したのを見て、ボクシングの世界に飛び込んだ。
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