和歌山ビッグウェーブで「第2回全国小学生フェンシング選手権大会(9月3・4日)」が行われ、おおたスポーツアカデミーフェンシング部から唯一の全国切符を手にした佐藤結弥(九合小6年)が男子エペ個人戦で3位入賞を果たした。
佐藤はフルーレとエペの個人戦に出場し、全国初出場の緊張からフルーレは予選敗退となってしまったが、2日目のエペで予選を通過し、決勝トーナメントへ進出。順当に勝ち上がり準決勝へとコマを進めたが、3−4で惜しくも敗れた。
「初めての全国大会で緊張して、思うような動きができなかった。途中から足の痛みが増してきたが、せっかく全国大会に出場したからには、あきらめず最後まで頑張ろうと決めた。準決勝の敗戦は、自分から相手に入っていく勇気がなく、守りに入ってしまった。表彰台の一番上が良かったが、3位は今の自分の実力。練習して上を狙いたい」と冷静に自分を分析する佐藤。
指導するOSAフェンシング部の川田敬一コーチは「初の全国大会ということもあり、経験不足は否めないが、一試合ごと大会ごとに成長を感じた。途中から足の痛みもあり、『棄権』という選択肢もあったが、本人の希望で最後まであきらめずに戦ったことを評価したい」と語る。
【今日のスポーツネタ】
1984年(昭和59年)メジャー昇格前の全英オープンゴルフで岡本綾子が2位に11打差をつけ優勝した日。
岡本綾子=日本の女子選手で初めて本格的にアメリカLPGAツアーに参戦した選手。日本女子ゴルフツアーで44勝、アメリカLPGAツアーで17勝。日本ツアーの永久シード権を獲得のほか、1987年(昭和62年)には、アメリカ人以外で史上初のLPGAツアー賞金女王になっている。