18歳以下の現役高校生ファイターの日本一を決めるトーナメント大会「K−1甲子園2016」決勝に進出した横山巧(新田暁高3年)が、11月3日(祝)東京・国立代々木競技場第二体育館で、新設された−60キロ初代王座を懸けて、西京佑馬(神奈川・厚木清南高1年)と対戦する。インターネット専門サイトの下馬評では、アマチュア戦歴の長い西京が優勢と見る。
現在、プロ無敗の横山は「確かに相手(西京)は、アマチュアでの試合数も多いしテクニックもある。ただし、打ち合いになったら負けない自信がある。プロとしての意地もある。昨年は−65キロに出場して2回戦負けして悔しい思いをした。今年は新設された−60キロで優勝して初代王者を狙います」と力強く語ってくれた。
「K−1甲子園2016」は、11月3日(祝)東京・国立代々木第二体育館で開催される「K-1 WORLD GP 2016 JAPAN大会」の中で、−55キロ、−60キロ、−65キロ3階級の決勝戦が行われる。
←(写真)兄・巧(左)に続き、弟・朋哉も新人王獲得!
横山巧の弟、朋哉(リーブルロア・新田暁高2年)は、東京・後楽園ホールで10月10日(祝)に行われた「キックボクシングJ-NETWORK 2016フェザー級新人王トーナメント決勝戦」に出場し、藤田酔拳義文(Y’ZD GYM)と対戦。1Rにダウンを奪うなど終始優位に試合を進め3−0の判定で藤田を下して優勝を飾り、昨年の兄・巧に続きキックボクシングJ-NETWORKの新人王に輝いた。朋哉は「1Rにダウンを奪い倒せると思って力み過ぎた。3−0で勝ったが自分らしくない試合をしてしまった。もっと練習をしてもっと強くなりたい」と語る。
【今日のスポーツネタ】
1962年(昭和37年)、バレーボールの世界選手権で、「東洋の魔女」として恐れられていた日本が、宿敵・ソ連と互角に戦えるかが最大の焦点になっていた。回転レシーブや手元で微妙に揺れる変化球サーブを武器に、最終戦はソ連との全勝同士の対戦で日本が3−1でソ連を破り初優勝した日。日本の団体球技が世界大会で優勝のは初めて。
※世界選手権の前年1961年(昭和36年)に欧州遠征で22連勝を記録した日紡貝塚女子バレーボールチーム(監督:大松博文)に「東洋の魔女」とつけられた。