山梨県小瀬スポーツセンターで「第42回関東高等学校空手道選手権大会」が6月7〜9日に行われ、男子団体形・前橋工の本島悠稀(太田城西中)、老川翔(太田休泊中)、福田峻也(前橋木瀬中)組と、女子個人形の清水那月(大泉北中ー高崎商大附1年)がともに2位となった。
本島は「1月の関東選抜で団体形は2位で終わってしまい、この大会でリベンジしたいと練習を積んできたが、拓大紅陵(千葉)の壁を破ることはできなかった。団体形はインターハイ種目にはないので優勝できず悔しい」と。清水は「危ない試合もあったが、決勝まで進めて古川さん(日本航空・山梨)と対戦できてうれしかった」と語る。
前橋・ぐんま武道館で「インターハイ県予選会」が6月15・16日の両日に行われ、個人形の本島悠稀(前橋工3年)と清水那月(高崎商大附1年)がともに決勝までの5試合、相手に1ポイントも与えず完全優勝を果たした。
本島悠稀…関東大会で結果が残せなかったので、全国で取り返したい。
清水那月…目標は優勝!ミスを恐れずチャレンジャーで暴れてきます。
インターハイ空手道県予選の結果は次の通り。
【男子】団体形 ①前橋工②高崎商大附③農大二、高崎商
団体組手①前橋工②高崎商大附③農大二、高崎商
個人形 ①本島悠稀(前工)②佐伯魁莉(商大附)③尾上航(同)、老川翔(前工)
個人組手①山田龍太郎(商大附)②小峯仁志(同)③山口広夢(同)、本島悠稀(前工)
【女子】団体形 ①前橋工②高崎商大附③前橋西、高崎商
団体組手①高崎商大附②農大二③前橋西、伊勢崎興陽
個人形 ①清水那月(商大附)②宮内香澄(前工)③大谷津悠里(商大附)、金井彩華(同)
個人組手①白根伽奈(商大附)②中藍香(同)③川村真生(同)、見城繭子(同)
団体組手男女の優勝校と、個人形・組手の上位2名は長崎県佐世保市で8月6日から開かれる「第40回全国高校空手道選手権大会」の出場権を獲得した。
インターハイ県予選の6月15日のみの取材で、組手競技の写真が撮れなかったのが残念だった。しかし、久しぶりに清水なっちゃん(那月)と短い時間であったが話しをすることができた。「高校生になって質の高い練習ができている。朝6時前には家を出て、午後9時30分過ぎの帰宅で、家で過ごす時間が少ないけど、毎日が充実している」と大人っぽくなったように感じたが、いつものなっちゃんスマイルで応えてくれた。また、10年ぶりに男子団体組手で優勝した前橋工は故障者が多い中、気持ちでインターハイ出場をつかんだ。個人形で優勝した本島くんも故障者のひとり。試合前の練習時には痛みが隠しきれないほどの表情を伺わせていたが、いざ本番になると気迫に満ちた表情で演武していたのが印象的だった。準決勝で中学時代まで勝てなかった尾上くんに5ー0で勝利し、やっと群馬県
代表として、念願の全国大会に出場することができた本島。あきらめず、やり続けてきたことが実を結んだ。
ガンバ東毛版エリアの選手で、尾上航(大泉北中ー高崎商大附)と老川翔(太田休泊中ー前橋工)が男子個人形で3位に入った。【by-ガンバのおばちゃん】
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