「第６７回国民体育大会（ぎふ清流国体）」レスリングが、中津川市東美濃ふれあいセンターで９月３０日から１０月３日まで行われた。成年の部フリースタイル８４キロ級に出場した松本篤史（館林高ー日体大ー綜合警備保障）は、ロンドン五輪予選後、肘の手術をするなどブランクがあったが、それを感じさせない強さを発揮、見事優勝を果たし、ロンドン五輪銅メダリストの兄・松本隆太郎に続く４年後の「夢舞台」へ向けて好発進した。

第６７回国民体育大会（ぎふ清流国体）の陸上は、岐阜メモリアルセンター長良川競技場で１０月５日から９日まで行われた。高校１年生以下が出場する少年女子Ｂ１５００メートルに出場した小林由佳（常磐１年）は、ラスト２００メートルで一気にスパート、後続を引き離しゴールテープを切った。現役の常磐高生として初の優勝を飾った。

「これから全国で戦っていくには、この国体で優勝しなくては、と思い挑んだ。予想通りのレース展開で自信につながった。久しぶりの表彰台なので初心に戻った感じで、これからのレースに弾みがついた」と小林。これから駅伝シーズンを迎えることに「１年生だからと言って甘えず、チームの一員として自分の仕事を果たしたい」と意気込みを語った。

９月15日（土）、館林城沼総合体育館で「館林市民秋季レスリング大会」が行われた。地元・館林ジュニアのエース・江田健二郎が、準決勝で同門・日比野圭太を破り勢いに乗る大間々クラブの選手を決勝で破り、見事優勝。中学生の部で最も激戦区だった４２キロ級を制し、地元の意地を見せた。各階級優勝者は次のとおり（掲載はガンバ配布地域のみ）。

福島県南会津町田島体育館で「第１７回会津たじま少年少女レスリング大会（９月２日）」が行われた。この大会に相性のいいおおたスポーツアカデミーは、杉田周平、鈴木芽衣の優勝など中学生のメダルラッシュで３度目の「中学生の部・団体優勝」を果たし、大きなブロンズ像を奪還した。団体２位には、邑楽ジュニアが入った。また、個人戦では、群馬県から９人の優勝者を出した。

福岡県立スポーツ科学情報センターで「第１８回全国高等学校女子レスリング選手権大会」（８月１７・１８日）が行われた。この大会は、４月の「クイーンズカップ」、５月の「ＪＯＣ」、１０月の「全日本女子オープン」と並ぶ「高校女子４大タイトル」のうちの一つ。女子レスリングが大活躍したロンドンオリンピック閉幕まもない時期で、しかも来年は、女子レスリングが遂に「インターハイ競技」となることが決定したこともあり、会場は異様な熱気に包まれた。　※写真＝入賞した群馬クィーンズ。（前列左から）木村、大関、鈴木、（後列左から）今村、柳川

北信越五県で開催された「２０１２高校総体（インターハイ）」で、陸上女子１５００メートル３位の武田志帆（常磐３年）が現在、岐阜県内各地で９月２９日から行われている「ぎふ清流国体」へ群馬県代表として出場する。インターハイを振り返りながら、国体への意気込みを聞いた。

北信越五県で開催された「２０１２高校総体（インターハイ）」で、空手道男子個人形・準優勝の西内尊（にしうち・みこと、太田藪塚本町中ー前橋工３年）。９月29日から行われている「ぎふ清流国体」へ群馬県代表として出場、インターハイを振り返りながら、国体への意気込みを聞いた。

福岡県立スポーツ科学情報センターで「第28回全国高校生グレコローマンスタイルレスリング選手権大会」（８月１８・１９日）が開かれた。ロンドンオリンピックにおいて、グレコローマン６０キロ級銅メダルを獲得した松本隆太郎（館林高出身）に触発されたかのように、館林高主将・金子悟士（３年、明和中出身）とアジアカデット日本代表・中村旭昇（同、太田毛里田中出身）の館高コンビが勝ち進み、銅メダルを獲得。９月３０日から行われている岐阜国体（レスリング会場は中津川市東美濃ふれあいセンター）に期待をつなぐ好成績を収めた。

千葉県総合スポーツセンター陸上競技場で「第３９回善意本中学校陸上競技選手権大会（８月１９〜２２日）」が行われ、おおたスポーツアカデミー長距離部所属の生方敦也（邑楽３年）が男子８００メートルに出場し、１分５７秒６５で３位入賞を果たした。